一日は24時間 時間の使い方は人それぞれですが…
6月は「時」「時間」を感じさせられる月?
6月10日は「時の記念日」
昔も今も町並みに時を告げています
私たちに時を知らせてくれる時計台や時計塔といえば、札幌市時計台、東京都内では銀座「和光」の時計塔も有名ですね。銀座のシンボル「和光」の初代時計塔は、1894年に完成。その後、建替え工事中に関東大震災で中断されながらも、1932年、復興の象徴として二代目時計塔が誕生。今年2022年6月に竣工から90年を迎えます。現在の時計塔は、東京の銀座の時を90年にわたり刻んできました。
埼玉県川越市の町のシンボル「時の鐘」も、江戸時代から度々建て替えられながらも、今もなお、蔵造りの町並みに時を告げています。
一方、一年で最も昼の時間が短くなる「冬至」の昼の長さは9時間45分。「夏至」と比べると5時間くらい短くなります。昼間の時間の長さがだいぶ違うというのが改めて分かります。
一日の時間を表す言葉
真夜中の0時から3時は「未明」、3時から6時は「明け方」、6時から9時は「朝」、9時から12時は「昼前」、12時から15時は「昼過ぎ」、15時から18時は「夕方」、18時から21時は「夜のはじめ頃」、21時から24時は「夜遅く」となります。大まかに「日中」といった場合は、9時から18時、「夜」は、18時から24時までのことを指します。夏至の頃は、「明け方」には明るくなり、日が暮れるのは「夜のはじめ頃」。一方、冬至の頃、明るくなるのは「朝」になってから、日の入りは16時台ですので、「夕方」には暗くなってしまうということになります。
夏は外が明るくなるのが早い分、自然と目覚めも早くなりそうです。夏は少し早起きして、昼間の明るい時間帯を有効に使いたいものですね。この機会に、一日の時間の使い方を改めて考えてみる機会にするのもいいかもしれません。