こちらは郷土料理の「朴葉寿司」
ぜひレシピを使って、挑戦してみてくださいね。しっかり食べて、体の力を底上げしましょう!
美味しい酢飯の下ごしらえを復習
前回と同様に、まずは手巻き寿司のベースとなる酢飯の美味しい作り方。きちんとおさらいしておきましょう。
☆美味しい酢飯の作り方☆
<材料>(米 1合分)
米酢 20ml
砂糖 10g
塩 5g
<作り方>
1. 硬めにご飯を炊き上げます。
2. すし酢となる調味料を大まかに混ぜておきます(砂糖はご飯の熱で溶けて馴染むので、完全に溶けていなくても大丈夫です)。
3. 炊き上がったご飯を寿司桶や大きめの皿、バットなどに移します。
4. すし酢を全体にまわしかけて、米粒が潰れないように、切るように全体を混ぜます。
5. うちわなどであおぎながら作業して、人肌程度になるまで冷ましましょう。
※気をつけたいこと
・ボウルなどではなく、広く、平たいものを使って切り混ぜましょう
→ボウルだと底に水分が溜まってしまって、べったりとした酢飯になりがちです。
・切るように混ぜましょう
→こねるように混ぜてしまうと、粘り気が出て、ベタっとした酢飯になってしまいます。
・あおぎましょう
→あおぐことでしっかりと水分が飛び、ベタつきを抑えます。また、冷めるのも早いため、風味もよくなります。
夏の香味たっぷり、干物寿司
焼いて香ばしいアジの干物…おいしくないわけがない!
<材料>
酢飯 2合分
アジの干物 2枚
しょうが 30g
青じそ 10枚
ワケギ 50g
ミョウガ 2個
焼きのり 2枚
いりごま(白) 大さじ4
※お好みで、実山椒の佃煮や芽ねぎ、かいわれ菜などを足しても。
<作り方>
1. しょうがと青じそは千切りにします。ワケギとミョウガは薄い小口切りにします。
2. 干物を焼いて、粗熱が取れたところで、頭や皮、骨などの硬い部分を取り除いて、身を食べやすい大きさにほぐしておきます。
3. のりは軽くあぶって、細かく手でちぎっておきます。
4. 酢飯にのりとごまを加えて、さっくりと混ぜ合わせます。
5. 1.と2.の半分を加えて、さらにさっくりと混ぜ合わせます。
6. 器に盛り付けて、残った1.と2.を散らせば出来上がりです。
夏の元気食材、うなきゅう寿司
切り方などを変えたり、トッピングを追加してアレンジしても楽しいですね
<材料>
酢飯 2合分
うなぎの蒲焼 1串分
蒲焼きのタレ (添付のもの)
きゅうり 1本
卵 3個
砂糖 大さじ1
水 大さじ1
塩 少々
菜種油 小さじ1
実山椒の佃煮 大さじ2
ガリ 適量
<作り方>
1. うなぎの蒲焼は1cm程度の幅に切って、耐熱皿に並べて入れ、分量外の酒大さじ1を振って、ラップをし、電子レンジで1分ほど温めます。
2. 蒲焼きのタレは酢飯に加えて、切り混ぜておきます。
3. きゅうりは薄い輪切りにして、分量外の塩小さじ1/3を振り、水気を絞っておきます。
4. 炒り卵を作ります。ボウルに卵、砂糖、水、塩を入れてよく混ぜます。熱したフライパンに菜種油を引き、卵液を流し入れます。菜箸などでかき混ぜながら、そぼろ状に火を通します。
5. 器に2.の酢飯を盛り付け、実山椒の佃煮を散らします。その上に、炒り卵ときゅうりを散らして、うなぎを盛り付けて、ガリを添えたら出来上がりです。
まるで外食気分、洋風ちらし寿司
<材料>
ご飯 2合
バルサミコ酢 大さじ2
アンチョビ 4枚
セミドライトマト 30g
紫たまねぎ 1/4個
オリーブ(黒) 12個
生ハム 50g
バジル 5枚
パルメザンチーズ(塊) 20g
オリーブオイル 大さじ1
<作り方>
1. 少し硬めにご飯を炊き上げます。
2. セミドライトマトは、ぬるま湯をひたひたに注いで15分ほど浸して戻し、7mm程度の幅で切ります。
3. アンチョビはみじん切りにします。紫玉ねぎは繊維に沿って薄切りにします。オリーブは半分に切ります。生ハムとバジルは手でちぎります。チーズはピーラーで削ります。
4. ご飯が炊き上がったら、大きめのボウルに移して、バルサミコ酢をまわしかけて、アンチョビを加えて、切るように混ぜ、冷まします。
5. 器に酢飯を盛り付け、材料を散らします。最後にオリーブオイルを回しかけたら出来上がりです。
暑さに負けずに、元気に過ごしていきましょう!
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