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熱中症対策 探訪

 

手を冷やすことが熱中症対策になる

コロナ禍で中止や延期が続いたマラソン大会ですが、今年はすでに全国各地でウルトラマラソンが開催されており、さらに秋には多くのマラソン大会が再開予定。申し込みをしたという人は、そろそろ本格的にトレーニングを始めたいところですよね。

でもこれからの季節は最高気温が30℃を超えるような日も増え、熱中症のリスクが高まります。このため、夏にかけて走り込みをしたいなら熱中症対策は必須。今回はそんな夏場のランニングを安全に楽しむために、「手を冷やす熱中症対策」についてご紹介します。
 
 
 
 
 
 
 

熱中症対策として「手を冷やす」が最新トレンド

 

 

日中に走るなら水分・塩分補給だけでは不足

これまで、ランニング中の熱中症対策としては、「水分と塩分をしっかり補給しよう」ということが言われてきました。ただしそれだけでは間に合わず、気温が30℃を超えるような日にはしっかりと水分と塩分を補給しても、脱水状態になってしまうことがあります。

もちろん、そういう環境を避けて午前中の涼しい時間や、日が沈んでから走るのが理想です。とはいえ、すべての人ができるわけではありませんし、何よりも熱中症は日中だけ気をつければいいというものでもありません。

このため、熱中症対策としては、夏場はランニングをお休みにするか30分程度のジョギングを早朝にするのがおすすめです。ただし、秋のマラソン大会に間に合わせようとすると、やはりしっかり距離を積む必要があります。

ではどうすればいいのかという話ですが、いま注目されているのが「手を冷やす」という熱中症対策です。2021年の夏に開催された競歩のレースでは、日本の選手が手に保冷剤を持って歩くなど、すでにトップアスリートが実践している方法で、専用のアイテムも販売されています。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

手のひらを冷やすことで体が内部から冷やされる