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Utsuke Bron

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ジョン・レノン探訪

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今日はクリスマス。

 

今年は特に、親しい人、大切な人と静かに時を過ごしたいですね。この季節に流れる数多のクリスマスソング。ジョン・レノンオノ・ヨーコの作品『ハッピー・クリスマス』もそのひとつですが、気になるのはサブタイトルにある「戦争は終わった」という言葉。ジョンとヨーコがこの曲に込めた想いと、歴史的背景を紐解いてみましょう。

 

 

 

 

 


HAPPY XMAS (WAR IS OVER). (Ultimate Mix, 2020) John & Yoko Plastic Ono Band + Harlem Community Choir

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2020年はジョン・レノンのメモリアルイヤー

 

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没後40年を迎えたジョン・レノン(1940年10月9日〜1980年12月8日)。イギリスのリバプールに生まれ、1962年から70年まで20世紀を代表する音楽グループ・ビートルズのギター兼ボーカルを担当、68年にはソロ活動を開始します。翌年のオノ・ヨーコとの結婚後は、音楽やアートを通じて共に平和運動に尽力。その間に、『イマジン』『ハッピー・クリスマス(戦争は終わった)』『平和を我等に』など数々の名曲を生み出しました。1975年からの約5年間は、主に育児に時間を費やし音楽活動を休止。1980年に活動を再開するも、同年12月8日、アメリカ・ニューヨークの自宅アパート「ダコタ・ハウス」前でファンを名乗る男性の凶弾に倒れ、40歳で命を落としました。

メモリアルイヤーとなる今年、ジョン・レノンオノ・ヨーコの軌跡を辿る展覧会「ダブル・ファンタジー ジョン&ヨーコ」がジョンの80回目の誕生日にあたる2020年10月9日より2021年1月11日まで、ソニーミュージック六本木ミュージアムにて開催されています。オノ・ヨーコがエクゼクティヴプロデューサーを務め、ショーン・レノンがプロデュースした生誕80周年記念ニュー・ベストアルバム『ギミ・サム・トゥルース.』もリリース。ヨーコとショーンの選曲によるジョンの珠玉のソロ作品36曲が新たなリミックスで収録されています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヨーコとの出会いと平和活動

 

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ジョンとヨーコの出会いは1966年11月9日。ロンドンのインディカ・ギャラリーで行われたヨーコの個展に、友人に誘われたジョンが訪れたのです。そこに展示されていた作品のひとつ「天井の絵」は、部屋の中央に高い脚立が置かれており、上からぶら下がった虫眼鏡を使って天井に刻まれた小さな文字を見るというもの。脚立を登り虫眼鏡でジョンが見た文字は「YES」。極小ながら前向きなメッセージを発するその言葉に、ジョンは励まされたのです。当時はビートルズの活動が暗礁に乗り上げ、彼もバッシングの渦中にありました。

ヨーコの作品から温かな肯定感を得たジョン。ふたりは紆余曲折を経て1969年に結婚、新婚旅行で訪れたアムステルダムモントリオールで「ベッド・イン」という平和を訴えるパフォーマンスを行います。ふたりはホテルの一室に1週間滞在し、ほとんどの時間をパジャマ姿でベッドの上で生活しながら報道陣のインタビューに応え、「戦争するより愛し合おう」と平和のメッセージを発信しました。

ジョンとヨーコのユニークな平和運動には、他にも「WAR IS OVER! (IF YOU WANT IT)」(戦争は終わる! あなたが望むなら)と書かれたポスターや看板を世界中に貼り出したキャンペーンなどがあります。ふたりの平和活動の背景には、長期化し混沌とするベトナム戦争があったのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

クリスマスに願うことは

 

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『ハッピー・クリスマス(戦争は終った)』は、1971年12月1日に発表されたジョンとヨーコの共作によるクリスマスソング。サブタイトルの「戦争は終わった(War Is Over)」は、ふたりが平和活動で行ったポスターや看板に使っていた言葉です。クリスマスソングであると同時に、平和への願いが込められた曲でもあるのです。クリスマスを祝い、幸せを願うシンプルな歌詞。寄り添うように、バックのコーラスは「War Is Over(戦争は終わった)」「IF YOU WANT IT(あなたが望むなら)」と繰り返し歌っています。

曲のはじまりは「ハッピー・クリスマス キョーコ、ハッピークリスマス ジュリアン」と呼びかける声。キョーコはヨーコと前夫との、ジュリアンはジョンと前妻との子どもたち。家族の幸せを願いながら世界の平和を願う、そんなふたりの気持ちが込められた曲なのですね。


ヨーコとの出会いで最大の代表曲『イマジン』が生まれ、1970年代に5年間の「育休」をとり、主夫の先駆けともなったジョン。40年を経たジョンとヨーコの生き方とメッセージは、さらに輝きを増しているように感じます。ジョンのメモリアルイヤーにあたる今年をきっかけに、あらためてジョンの音楽とヨーコの作品に親しんでみてはいかがでしょうか。

 

 

 

 

 

 

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