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暦 探訪

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1月から12月の12ヶ月を1年として、これを基準に私たちは生活をしています。一方で「立春」から始まる季節のひとめぐりも大切にしてきました。私たちが生活の糧として大切にしてきた『歳時記』の基となった「暦」について今日は少し深めてみませんか。

 

 

 

 

 

昔々「暦」は誰が作っていたの?

 

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葛飾北斎画『富嶽百景』「鳥越の不二」国立国会図書館

太陽と月が交互に顔を出し昼と夜がやって来る。これはその時間に違いこそあれ、地球のどこでも変わることはありません。地球上で起こった文明の場所に応じて、一つは太陽を中心とした「太陽暦」が作られ、またもう一つ月の満ち欠けをひと月とした「太陰暦」が生まれました。

日本には6世紀に中国の暦が朝鮮半島を経由して入ってきたと『日本書紀』にあります。これを土台に大和朝廷は暦を制定し「陰陽寮(おんみょうりょう)」が管理の任を負いました。暦博士天文博士といった専門家を置き、天体観測、気象観測、暦の算定、占いなどを行っていきました。日本で暦が定まったのは平安時代といわれています(諸説あり)。中国の宣明暦(せんみょうれき)をもとに貞観4(862)年に定められました。

当時の暦がどのようなものだったかというと、日ごとに季節、星宿、干支、吉凶、禁忌などが具体的に詳しく書かれたもので「具注暦(ぐちゅうれき)」と呼ばれました。この暦は朝廷の政治が行われる場で用いられ大切にされました。「暦」がいかに日々の政治の動きに大きく関わっていたかを知る資料として『御堂関白記』などが知られています。これは平安時代にその権力を最大にした藤原道長が日々の行動を細かく「具注暦」に書き記したもので、現在でも歴史を知る上での第一級史料となっています。

江戸時代に入ると天文学が発達し、暦の動きと天体の動きの不整合から800年以上続いた暦をあらためる動きが起こります。日本人による初めての暦法を作りだした渋川春海(しぶかわはるみ)により、貞享2(1685)年に「貞享の改暦」が行われました。その後も西洋の天文学を取り入れるなどして天保15(1844)年の「天保の改暦」まで4回の改暦が行われました。

暦を管理することは、一国の時間を支配することとして、時の権力者にとって大変重要だったことがわかります。やがて暦はしだいに政治を動かす人々から一般の人へも届くようになっていきました。大きな要因に平安時代に平仮名が作られたことがあります。政治の世界はすべて漢文で書かれていましたが、それが平仮名で書かれるようになり広く使われるようになっていったということです。後の人々は暦をどう楽しんだのでしょうか、興味が湧きます。
 
 
 

 
 
 

庶民が使っていた「暦」って、どんなもの?

 

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新城文庫所収「絵暦貼込帳」より 国立国会図書館

私たちが日常に使う12ヶ月のカレンダーとはちょっと違うのが『歳時記』に使われる暦です。
日本で長く使われてきたのが「太陰太陽暦(たいいんたいようれき)」で、「太陰暦」「陰暦」ともいわれるものです。「太陰」とは太陽に対しての月を意味し、月と太陽の動きを組み合わせた暦が「太陰太陽暦」です。

太陰暦」は月の満ち欠けの周期である約29.5日を基本とする暦です。ひと月29.5日では中途半端ですので0.5日を振り分けて30日と29日にし、30日を「大の月」、29日を「小の月」としました。
一方で「太陽暦」の基準となるのは、地球が太陽を一周する約365.25日です。この期間で春夏秋冬の季節が移り変わります。

同じ1年でも、太陽と共にある季節と大と小の月を組み合わせた12ヶ月の暦では、しだいに暦と季節が合わなくなってくるという不都合がおきました。そこで太陰暦では閏月をつくり1年が13ヶ月ある年を2~3年に1度作り、季節と暦を調節したのです。これによって大と小の月の並び方も毎年変わるようになりました。そうなるとさあ、大変です。今年は何月が大の月で小の月はいつ? これを誰でもがわかりやすく知るために作られたものに絵暦があります。
江戸時代は出版が盛んになったおかげで、絵の中に数字を隠すというような工夫を凝らした絵暦なども多く作られ、今に伝えられています。

上の写真左は初日の出の中、帆を上げて風をはらみ海を進む舟が描かれています。お正月にピッタリのおめでたい絵ですが、帆に描かれた「大」の字から、ここには今年の「大の月」が隠されていることがわかります。写真の右に解答がありますが、なかなか楽しく上手い工夫がされている絵暦だと思いませんか。

私たちがカレンダーを部屋の装飾と考えているのと同じように、昔の人々も絵暦を飾って楽しんでいたことがわかります。「今月は大の月だから1日得したね」なんていう会話が、井戸端などで聞こえていたかもしれませんよ。
 
 
 
 
 
 
 
 

今「暦」を決めているのはいったい、どこの誰?

 

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毎年11月に入るころには翌年のカレンダーがお店を飾り始めます。12月になれば多くの企業・商店が顧客に1年の挨拶としてカレンダーを差し上げるのが長く慣習になっています。これも江戸時代から親しみ楽しんできた絵暦の名残のような気がします。

ところで、このカレンダーのもとになる暦の情報は、どこの誰が作っているのでしょうか?
それは「国立天文台」です。「暦計算室」から毎年2月1日に翌年の「暦要項」が発表されます。今年の2月1日には来年、令和5(2023)年の暦要項がもう発表されています。
「今日はどんな日?」と思ったらこの暦計算室のホームページを訪問してみてください。ここでは、国民の祝日春分の日秋分の日、二十四節気と雑節、月の満ち欠けと月齢、日の出と日の入り、日食月食といった天文に関係する情報が広く提供されています。

明治政府が西洋と並ぶ近代化を進めるために取り入れた現在の太陽暦ですが、それまで使われてきた暦も手放すことをしませんでした。季節とともに行う農作業が生活の中心にあり、豊作を願い感謝する祭りや子供たちの成長を喜ぶ節目なども深く根付いていたからでしょう。

何より春夏秋冬それぞれの季節がみせる自然の美しさが人々の心を捉えたからに違いありません。時の移ろいとともに変化する自然が作り出す景色は、毎年同じようでいて決して同じではない、ゆえに季節を待つ心が高まるのですね。
何げなく見ている自然の移り変わりを、昔の人が観察しながら的確な言葉として『歳時記』に残してくれている。こんなに素敵なことはありません。自然がみせてくれるその時々の姿を、新たに始まる春とともに眺めていくのは嬉しい楽しみです。
 
 
 
 

               

 

 

 

 

         

 

 

 

  

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