浜松フラワーパークの桜（静岡県）
数年ぶりにお花見旅行を計画されている方もいらっしゃることでしょう。今回は、徳川家康ゆかりの地としても話題の東海地方から、４つのさくら名所をご紹介します。明るい空に映える風情たっぷりの桜！ 日没後のライトアップも絶景ですよ。開花・満開情報をチェックしつつ、この春だけの一期一会を味わってみてはいかがでしょうか。
※外出の際は、手洗い、咳エチケット等の感染対策や、『３つの密』の回避を心掛けましょう。
※新型コロナウイルス感染拡大の影響で外出の自粛を呼び掛けている自治体がある場合は、各自治体の指示に従いましょう。
※お出かけの際は、各施設の公式ホームページで最新の情報をご確認ください。
浜名湖畔の自然の地形を活かして作られた、静岡県浜松市にある植物園です。園内では四季折々の草花が咲き誇り、フォトジェニックな憩いの空間になっています。春は、桜とチューリップが共演する夢の庭園に！ ソメイヨシノを中心とした桜並木の美しさ、またソメイヨシノと入れ替わるように見頃となるヤエザクラも必見です。大温室「クリスタルパレス」や音楽に合わせて水が踊る「大噴水ショー」、園内を周遊する観覧乗物「フラワートレイン」も人気ですよ。お花見の時季には夜間も開園されますので、夜桜もぜひ楽しんでくださいね。
徳川家康が生まれた岡崎城の城跡を整備した、愛知県岡崎市の公園です。「さくら名所100選」「日本の歴史公園100選」「日本100名城(R)」などに選定されていて、例年約800本の桜が咲き競います。とくに夜桜風景は東海随一といわれ、水面に映る桜の幻想的な美しさは言葉で表せないほど！ 桜まつりの時期には夜桜のライトアップや「お花見舟」の運行などもおこなわれますよ。お城のそばには、家康公が誕生したときに産湯に使ったという井戸や、えな（へその緒・胎盤）を埋めたとされる塚など話題の開運スポットがいっぱいです。
三重県の名勝地、宮川堤を彩る桜です。伊勢神宮外宮の北西を流れる宮川。江戸時代には「桜の渡し」と呼ばれる渡し船が対岸を結び、昔から桜の名所として親しまれてきました。参宮客が宮川を渡ると伊勢の神域に入るとされたそうです。現在もソメイヨシノやヤマザクラが咲き誇り、「さくら名所100選」に選定されています。川沿いに約１キロメートルにわたって続く桜並木は「一目千本」とも呼ばれ、満開期には桜のトンネルに！ 2023年は桜の見頃に合わせて、露店の出店や夜間ライトアップが予定されています。
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三春滝桜（福島県）・山高神代桜（山梨県）とあわせて「日本三大桜」とされている、岐阜県本巣市にある一本桜です。樹齢1500余年、樹高17.3ｍの巨木！ 継体天皇お手植え伝説もあり、国の天然記念物に指定されています。蕾のときは薄いピンク色、満開になるとつややかな白色になり、散りぎわには特異の淡い墨色を帯びてくることから「淡墨桜」と名付けられました。青空に映える花びらの美しさと神々しい迫力に圧倒されます。2023年は夜間ライトアップも実施。昼とは違う幻想的な立ち姿を楽しんでみてはいかがでしょうか。
■所在地：岐阜県本巣市根尾板所字上段995
■問い合わせ：0581-38-2511（根尾分庁舎 根尾総合支所）／淡墨桜開花情報等：058-323-0880（自動応答観光ダイヤル）
※淡墨桜ライトアップ：2023年3月20日〜4月30日 開催予定
※詳細は公式サイトをご参照ください
今年もすてきな桜との出逢いがありますように。
