車が埋まりそう…
ザクザクの道路には深い轍が…。雪深いとハンドルをとられて危険
対向車が来ませんように…。
途中で止まると埋まってしまうので、ある程度の速度をつけます。でも、スピードを上げすぎると、今度はハンドルをとられてしまいます。
道路の中央に近い轍の通りに進めば、一気に抜けられそう。あと少しで脱出だ…と思った時に、ああ、対向車が…。
雪国にお住まいの方なら誰でも、このような経験をしたことがあるのではないでしょうか。ツルツルの道路も怖いですが、雪が深いザクザクの道路も同じくらい運転が怖いですね。
ギアを落とす。横滑り防止装置をOFFにする。埋まっても焦らない
埋まらずに大きな道路に出られますように…。
(1)ギアを落とす
ギアを落として、エンジンのパワーをしっかりとタイヤに伝えて運転します。
(2)ハンドルはしっかりと握る
ザクザクの道のときは、ハンドルが左右にふられることがあります。ハンドルをとられないように、しっかりと握って進みましょう。
(3)「横滑り防止装置」をOFFにする
車の走行の安定性を向上させるために、近年義務化された「横滑り防止装置」ですが、雪が深くて埋まりそうなときは、あえてこれをOFFにします。ONのままだとタイヤの空転が抑制されて、失速しかねません。雪深い場合はあえてOFFにして、タイヤが空転してもかまわずに進みましょう。
(4)もしも雪に埋まってしまったら…
・オートマ車の場合はアクセルペダルを踏まずに、クリープ現象を利用してゆっくりと進むと抜け出せることがあります。
・ゆっくり抜け出すのと反対に、ハンドルをしっかり握って、アクセルを踏み込んで、タイヤの回転を上げると脱出できることがあります。しかし、この方法だと勢いよく前進することがあるので、前方に障害物がある場合はオススメしません。
・前進と後退を何度か繰り返して自分用の“轍”を作り、抜け出します。
タイヤハウスに凍りついた雪を取り除かないと、ハンドルをとられる
ザクザクの雪道を運転していると、前輪のタイヤハウスの特に後ろ側に、雪がごっそりと付着します。北海道のように気温が低い地域では、タイヤハウスに雪がくっついてしまうと、すぐに凍結してしまいます。
車を停めてすぐなら、まだ車があたたまっているので、凍った部分を足でコツンと蹴ると、カポッと取れやすいですが、忘れてそのままにしておくと凍りついてしまい、なかなか取り除くことができなくなります。
そして、さらに放っておくと、どんどん凍結部分が巨大化してしまい、ついにはタイヤとの空間がとても狭くなってしまいます。こうなってしまうと、ハンドルをきろうとしても、タイヤがタイヤハウスの“氷柱”に接触して、思うように曲がることができなくなってしまいます。
そうならないために、タイヤハウスに付着した雪はこまめに落としておきましょう。もし凍りついてしまったら、ゴム製のハンマーで叩いて落としたり、お湯をかけたり、スノーブラシのスクレーパー側でこそげ落とすとよいでしょう。
このくらいの轍なら埋まらないかな…。
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