天気の良い日に家族みんなで登山をしてみてはいかがでしょう
秋の休日に子どもとどこかに出かけたいけど、人気のスポットはどこも人が多くて大変。だったら家族みんなで登山はどうでしょう?標高が1,000m以上あるような山は、子どもと一緒だと難易度が上がりますが、低山ならむしろ子どものほうが元気よく登っていきます。
そこで今回は、家族みんなで登れる関東の低山をご紹介します。いずれも駅を始点に歩き始めるコースとなっていますので、天気のいい休日にでも家族で登山を楽しみましょう。きっとたくさんの思い出ができるはずです。
定番の登山コースだけど奥深い「高尾山」
高尾山はいくつものルートがあるから何回も楽しめます
最初におすすめするのは、家族での登山の定番コースである高尾山です。すでに行ったことがあるという人もいるかもしれませんが、高尾山にはいくつもの登山コースがあり、しかも季節ごとに景色が変わるので、何度でも楽しめる低山です。
おすすめなのは稲荷山コースを登って、1号路から下山するコースです。このコースなら、子どもが途中で歩けなくなっても、ケーブルカーやリフトで下山できます。高尾山にはいくつもの売店や飲食店がありますので、お弁当を作っていく必要がないのもおすすめポイントになります。
おすすめなのは稲荷山コースを登って、1号路から下山するコースです。このコースなら、子どもが途中で歩けなくなっても、ケーブルカーやリフトで下山できます。高尾山にはいくつもの売店や飲食店がありますので、お弁当を作っていく必要がないのもおすすめポイントになります。
低山だけど景色が素晴らしい「天覧山・多峯主山」
低山でも景色がいいので満足度の高い登山コースです
天覧山と多峯主山は埼玉県飯能市にある低山で、2つの山をセットにして縦走コースとして歩く人が多い山でもあります。地形の変化が魅力の登山コースで、子ども用の鎖場もあって、本格的な登山体験ができるようになっています。
天覧山が195m、多峯主山が271mと、かなり低い山ですが、遠くに富士山や丹沢の山を望めるといった特徴もあります。ただし粘土質の土ということもあり、雨が降るとかなり滑りやすくなるため、雨が降ったら数日あけてから入山したほうがいいかもしれません。
天覧山が195m、多峯主山が271mと、かなり低い山ですが、遠くに富士山や丹沢の山を望めるといった特徴もあります。ただし粘土質の土ということもあり、雨が降るとかなり滑りやすくなるため、雨が降ったら数日あけてから入山したほうがいいかもしれません。
関東ふれあいの道を歩く「伊豆ヶ岳」
奥武蔵で人気が高く紅葉の季節は多くの登山客でにぎわいます
伊豆ヶ岳は奥武蔵で人気の低山で、紅葉の見頃には多くの登山客でにぎわいます。定番コースは正丸駅から吾野駅に向かうコースですが、約12kmの距離があるので家族での登山コースとしては難易度が高く、正丸駅をスタートして、正丸駅に戻ってくるコースがおすすめです。
登山コースの一部は関東ふれあいの道「伊豆ヶ岳を越えるみち」になっており、整備も行き届いているので登山慣れしていないお子さんでも問題なく登れます。休日には混雑する可能性もありますので、早い時間から登り始めるのがおすすめです。
登山コースの一部は関東ふれあいの道「伊豆ヶ岳を越えるみち」になっており、整備も行き届いているので登山慣れしていないお子さんでも問題なく登れます。休日には混雑する可能性もありますので、早い時間から登り始めるのがおすすめです。
武山は神奈川県横須賀市にある低山で、三浦富士と砲台山と合わせて登るコースが人気です。山頂からは東京湾と相模湾が一望でき、天気が良ければ富士山も見ることもできます。また、山頂には三浦半島霊場の一番札所である、浄土宗龍塚山持経寺武山不動院(武山不動)があります。
武山はペリーの黒船がやってきたときに、黒船をひと目見るために、多くの見物客でにぎわったことでも知られています。ちなみに京急長沢駅前には和菓子屋さんがありますので、団子や最中などの和菓子を買って、江戸時代さながら東京湾を眺めながらおやつにするのがおすすめです。
武山はペリーの黒船がやってきたときに、黒船をひと目見るために、多くの見物客でにぎわったことでも知られています。ちなみに京急長沢駅前には和菓子屋さんがありますので、団子や最中などの和菓子を買って、江戸時代さながら東京湾を眺めながらおやつにするのがおすすめです。