登山コースによっては9月から紅葉を楽しめます
山は平地よりも季節に移ろいが早く、9月になれば紅葉を楽しみながら登山できるルートがいくつもあります。せっかくこの時期に登山するなら、ひと足早く秋を楽しもうということで、今回は9月に紅葉が見頃を迎える登山ルートを4つご紹介します。
今年は夏が暑かったこともあり、紅葉が例年よりも遅くなるかもしれないという予報もありますが、それでもタイミングを逃さないように計画だけでも早めに立てておくのがおすすめです。ここでご紹介するルートを参考に、ひと足早く秋色に染まった山を楽しみましょう。
今年は夏が暑かったこともあり、紅葉が例年よりも遅くなるかもしれないという予報もありますが、それでもタイミングを逃さないように計画だけでも早めに立てておくのがおすすめです。ここでご紹介するルートを参考に、ひと足早く秋色に染まった山を楽しみましょう。
赤い絨毯が広がる岩手の紅葉名所「三ツ石山」
青い空が広がる日に登りたい紅葉の名所
岩手県八幡平市と雫石町の境に位置する三ツ石山は、岩手県有数の紅葉名所としても知られている山です。山頂付近が広葉樹に包まれており、ナナカマドやカエデなどが真っ赤な絨毯のように山肌を染める姿は必見です。
見頃は9月中旬頃からで、おすすめは青空が広がる秋晴れの日。青い空と紅葉のコントラストが美しく、いつまでも山頂からの景色を楽しんでいたくなります。登山ルートが複数あるので、さまざまな角度から楽しむのもいいかもしれません。
見頃は9月中旬頃からで、おすすめは青空が広がる秋晴れの日。青い空と紅葉のコントラストが美しく、いつまでも山頂からの景色を楽しんでいたくなります。登山ルートが複数あるので、さまざまな角度から楽しむのもいいかもしれません。
姥ヶ平にあるひょうたん池からの紅葉風景は必見です
茶臼岳は日本百名山である那須岳を構成する山のひとつで、朝日岳・三本槍岳とあわせて那須三山とも呼ばれています。三本槍岳も紅葉の名所として知られていますが、手軽に楽しめるという意味ではロープウェイですぐにエスケープできる茶臼岳がおすすめです。
紅葉をメインにするならロープウェイで山頂駅まで上がり、そこから姥ヶ平を目指すコースも魅力的です。姥ヶ平からは茶臼岳をバックにした紅葉のパノラマが広がり、この季節ならではの山の風景を満喫できます。
紅葉をメインにするならロープウェイで山頂駅まで上がり、そこから姥ヶ平を目指すコースも魅力的です。姥ヶ平からは茶臼岳をバックにした紅葉のパノラマが広がり、この季節ならではの山の風景を満喫できます。
どこを切り取っても絵になる出羽三山のひとつ「月山」
どこから見てもため息が出るほど美しい風景が広がります
紅葉の時期の月山は、山全体が赤や黄色に色づき、絵巻物と表現されるくらい美しい風景が広がります。さらに山頂には月山神社があり(2023年は本宮閉山)、天照大御神の弟神にあたる月読命が祀られています。古くから信仰の山としても親しまれており、どこを切り取っても絵になる風景を楽しめます。
アクセスで気をつけたいのが、紅葉の季節になると駐車場がとても混雑するということです。駐車場待ちで2時間以上かかることもあるので、できるだけバスでアクセスしましょう。また、自然を満喫したいなら、混雑を避けて平日に登るのがおすすめです。
アクセスで気をつけたいのが、紅葉の季節になると駐車場がとても混雑するということです。駐車場待ちで2時間以上かかることもあるので、できるだけバスでアクセスしましょう。また、自然を満喫したいなら、混雑を避けて平日に登るのがおすすめです。
北アルプス有数の急登を持つアルプスの女王「燕岳」
紅葉だけでなく達成感も得られる美しい山
燕岳は北アルプスの入門としても親しまれている長野県に位置する山で、その美しさからアルプスの女王とも呼ばれています。紅葉の季節になると平日でも多くの登山客が訪れる山ですが、定番コースとなっている合戦尾根には、アルプス有数の急登があり登りごたえがあります。
紅葉の季節は9月下旬頃からで、まずは稜線周辺がオレンジ色に染まっていきます。気をつけたいのはしっかりと防寒具を用意するということ。山頂付近は風が冷たく体温を奪われてしまうこともありますので、この時期でもきちんと寒さ対策をしておいてください。
紅葉の季節は9月下旬頃からで、まずは稜線周辺がオレンジ色に染まっていきます。気をつけたいのはしっかりと防寒具を用意するということ。山頂付近は風が冷たく体温を奪われてしまうこともありますので、この時期でもきちんと寒さ対策をしておいてください。