立春を迎え、暖かい地方では梅の便りがきこえる頃になりましたが、北海道はまだまだ冬本番。スキー場ではさらさらのパウダースノーが体験できます。本州のスキー場の雪質と違い、パウダーの浮遊感が楽しめるのは北海道のスキー場ならでは。今年のスキー旅行は北海道でパウダースノーを楽しんでみてはいかがですか。

カムイスキーリンクス／非圧雪コースが3割以上。幅150mの圧雪も

旭川から車でわずか30～40分という便利な立地。道北で最大規模のカムイスキーリンクスは、標高751ｍとそれほど高くありませんが、北海道内陸部にあるので、雪質が抜群。いつでもサラサラのパウダースノーが楽しめます。
全25コースのうち、初級者用9コース、中級者用8コース、上級者用8コース。およそ3分の2が中上級向けというテクニカルなゲレンデとして知られていて、中でも非圧雪コースは全体の30％以上。パウダー好きにはたまらないスキー場です。
圧雪コースでは、カムイのメインコース「ゴールド」がオススメ。最大幅はなんと150m。気温が低いので、引き締まった雪面でエッジの効いた滑りが楽しめます。

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【カムイスキーリンクス】

■所在地：旭川市神居町西丘112
※アクセスはこちら
■問い合わせ：0166-72-2311
※施設・料金等の詳細は公式サイトをご参照ください

富良野スキー場／非圧雪コースが多数。2月にファーストトラックあり

北海道の中央に位置する富良野スキー場は、富良野市街地から車で約10分と好アクセス。観光地が近く、グルメも楽しめるので人気のスキー場です。富良野ゾーンと北の峰ゾーンの二つのピークに、全28コースのビッグなゲレンデ。非圧雪コースが複数あり、北海道の内陸ならではの超ドライなパウダースノーが楽しめるのが魅力です。
富良野ゾーンでは2月に、オープン時間前のまっさらな新雪を滑走できるファーストトラックが体験できます。実施日は2月11日（日・祝）、18日（日）、25日（日）の3日間。7時40分からの滑走です（要予約 0167-22-1111）。また、富良野スキー場から届け出をすればバックカントリーも楽しめます（詳細はこちら）。

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【富良野スキー場】

■所在地：富良野市中御料
※アクセスはこちら
■問い合わせ：0167-22-1111（新富良野プリンスホテル）
※施設・料金等の詳細は公式サイトをご参照ください

星野リゾート トマムスキー場／極寒の地で粉状の「シルキースノー」

トマムは、北海道のほぼ中央に位置する占冠村（しむかっぷむら）にあり、冬になると気温が－30℃にもなる極寒の地にあるスキー場です。そこに降る雪質は細かな粉状なので、「シルキースノー」とも呼ばれるほど。雄大な大自然に囲まれたゲレンデは、緩斜面から非圧雪コースまで全29コース。上級者コースはすべて非圧雪。中級者コースにもパウダーゾーンが複数あり、パウダー好きにはたまらないコース設定。
トマムでは「ありのままの自然を楽しんでもらいたい」という想いから、「冬山解放宣言」を提唱していて、上級者限定の解放エリアでは、届け出をすれば、管理されたゲレンデを越えて手つかずのパウダーエリアが楽しめます。滑走にはヘルメットの着用が必須です（詳細はこちら）。

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【星野リゾートトマムスキー場】

■所在地：勇払郡占冠村中トマム
※アクセスはこちら
■問い合わせ：0167-58-1111
※施設・料金等の詳細は公式サイトをご参照ください

サッポロテイネ／札幌から40分でパウダー。難関「北かべ」に挑戦！

サッポロテイネは標高1,000ｍ以上もありながら、札幌市中心部から車で約40分の好立地。アクセス抜群でパウダースノーが楽しめる数少ないスキー場です。1972年に札幌オリンピックの会場として利用され、世界のトップアスリートが滑ったコースでそのまま滑走できるのも魅力の一つ。ビギナー向けから最上級者向けまで全15コース。中でも、山頂から6kmのロングコースが人気です。
テイネの「北かべ」コースは北海道でも珍しい自然の地形を生かした林間斜面。最大斜度が36°で、全国有数の難コースとして知られています。ディープパウダーとコブが山頂から壁のように立ちはだかるこのコースを攻略したいと思っている方も多いのでは。また、腕に自信のある上級者は、「テイネゲート」からバックカントリーへ出て、手つかずのパウダーを楽しむことが可能。立ち入りが可能なマップはこちらを参照してください。