GWの登山に適した西日本の山をご紹介します
日本国内には美しい山がとても多く、ぜひ訪れてもらいたいところなのですが、アクセスしづらい山も多く、土日で登山しようとするとハードスケジュールになりがち。もっとゆっくりと山を楽しみたいなら、GWなどの連休を利用するのがおすすめです。
そこで今回はGWの登山に適した西日本の4座をご紹介します。やや難易度が高い山も含まれていますが、時間をかければ問題なく登れるルートばかりですので、ぜひ春ならではの風景を満喫してください。
そこで今回はGWの登山に適した西日本の4座をご紹介します。やや難易度が高い山も含まれていますが、時間をかければ問題なく登れるルートばかりですので、ぜひ春ならではの風景を満喫してください。
伊勢湾まで見渡せる滋賀県の最高峰「伊吹山」
360度の大パノラマが魅力の日本百名山
伊吹山は滋賀県と岐阜県の県境に位置する日本百名山で、琵琶湖はもちろんのこと、天気が良ければ日本アルプスや伊勢湾まで広がる大パノラマを楽しめます。また春から秋にかけて、100種類もの花を楽しめる山でもあります。GWならヒメシャガが出迎えてくれるはず。
ただし、GWは山頂に雪が残っている可能性もあります。SNSなどで事前に調べておいて、残雪があるなら途中で引き返すことも選択肢に入れておきましょう。また人気の山ということもあり、やや混雑が予想されますので、早めの出発がおすすめです。
ただし、GWは山頂に雪が残っている可能性もあります。SNSなどで事前に調べておいて、残雪があるなら途中で引き返すことも選択肢に入れておきましょう。また人気の山ということもあり、やや混雑が予想されますので、早めの出発がおすすめです。
観光スポットも充実で大満足「蒜山」
前泊して早朝から蒜山三座縦走を目指そう
蒜山(ひるぜん)は鳥取県と岡山県にまたがる山で、登山だけでなくキャンプや温泉、乗馬などさまざまな観光を楽しめるので、家族旅行や仲間との旅行にぴったりです。標高がそれほど高くありませんので、登山はぜひ「蒜山三座縦走コース」に挑戦してもらいところです。
おすすめは下蒜山登山口からスタートし、上蒜山登山口に抜ける約10.6kmのコース。約7時間の行程になりますので、前日に蒜山高原の宿に宿泊しておくと安心です。アクセスや体力に不安があるなら上蒜山登山口から上蒜山山頂の折返しコースでもOKです。
おすすめは下蒜山登山口からスタートし、上蒜山登山口に抜ける約10.6kmのコース。約7時間の行程になりますので、前日に蒜山高原の宿に宿泊しておくと安心です。アクセスや体力に不安があるなら上蒜山登山口から上蒜山山頂の折返しコースでもOKです。
都道府県:鳥取県・岡山県
標高:1,202m
ルート長(往復):約10.6km(蒜山三座縦走コース)
アクセス(往路):JR姫新線・中国勝山駅からタクシーで犬挟峠駐車場
アクセス(復路):上蒜山登山口から湯船口バス停まで徒歩21分
登山リフトもあるので手軽に楽しめる「剣山」
標高は高いもののリフトもあるので家族での登山におすすめ
剣山は徳島県の最高峰で、四国では石鎚山の次に高い山。ただし登山リフトが用意されており、体力に不安がある人でも、大幅にショートカットできるのがおすすめのポイントです。おすすめはリフトを使わず、自然を満喫しながら歩くルートですが、上りで体力を消耗した場合にはリフトで下山できるので安心です。
要チェックポイントは大劔神社とその裏にある大岩(御塔石)。そして、名水百選でもある「剣山御神水」も必ず汲んで帰りましょう。標高は高いものの難所がなく、初心者でも問題なく登れるのも剣山の魅力です。子どもでも簡単に登れますので、ぜひ家族で登ってもらいたい日本百名山のひとつです。
要チェックポイントは大劔神社とその裏にある大岩(御塔石)。そして、名水百選でもある「剣山御神水」も必ず汲んで帰りましょう。標高は高いものの難所がなく、初心者でも問題なく登れるのも剣山の魅力です。子どもでも簡単に登れますので、ぜひ家族で登ってもらいたい日本百名山のひとつです。
四季折々の風景と植物を楽しめる「久住山」
GWも多くの登山客が集まる人気の日本百名山
久住山は大分県にある、くじゅう連山を代表する山のひとつです。最高峰ではありませんが、登山ルートも多く、さまざまな方向からアプローチできるのも久住山の魅力。ただ、初めて登るのであれば、一般的なルートである牧の戸峠を起点に往復するコースがおすすめです。
体力に自信があるなら中岳や御池まで足を伸ばすのもOKです。ただ、牧の戸峠から久住山の往復だけでも4時間30分程度かかりますので、中岳や御池まで行くなら早朝スタートが必須です。また、5月の九州とはいえ登山口からすでに冷えていますので、寒さ対策をしっかりと行っておいてください。
体力に自信があるなら中岳や御池まで足を伸ばすのもOKです。ただ、牧の戸峠から久住山の往復だけでも4時間30分程度かかりますので、中岳や御池まで行くなら早朝スタートが必須です。また、5月の九州とはいえ登山口からすでに冷えていますので、寒さ対策をしっかりと行っておいてください。